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​ある日の繋

Aruhino-Thunagari

あらすじ

 目が覚めれば当然のように学校へ行き、

日が落ちれば当たり前のように家に帰る。

夜がやってきたら、いつものように眠る。

毎日が繰り返し。何の変化もない日常に

僕は飽きかけていた。

そんなある日のことだった。

夏休みが終わりを告げたそんな日に、空から雪が降って来たんだ。

それは、僕にこれから始まる「非日常」を

告げ、物語の産声でもあったのかも知れない。

 現実は現実。妄想は妄想。

現実が妄想となり、妄想が現実となる。

僕の目の前にある「それ」は、僕の妄想を

遥かに超え、そして「それ」は何よりも

現実だった。

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